Unity Shader Programming Vol.04 (v.1.0.0)【PDF】
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Unity でシェーダプログラミングを始めたいけど、公式の資料や散見する様々な資料では難しいという人に対し、小さく、簡単に、サンプル付きでまとめた資料です。 総ページ数:58 ※※※※※同シリーズの他の巻よりも内容が薄いです。必要性を十分に検討してからの購入を勧めます。※※※※※ 本文中のサンプルはオープンソースで管理しています。合わせて購入の検討に利用してください。 https://github.com/XJINE/UnityShaderProgramming_04_Sample
資料の内容
この資料では、カメラの描画結果に対して効果を与える「イメージエフェクト」について解説します。イメージエフェクトは、「ポストエフェクト」とも呼ばれます。 イメージエフェクトを使えば、すでの描画された画面の色を変えたり、歪ませたりできます。あるいは、模様を描いたり、輪郭を描いたり、シェーディングやライティングをすることもできます。 いずれの効果についても技法的な解説が必要になるので、ここではそれらを実現するための基本的な内容を解説します。
目次
はじめに 第 1 章 イメージエフェクトの基本 ―― 1.1 スクリプトの用意 ―― 1.2 シェーダの全体像 第 2 章 イメージエフェクトシェーダの通例的な実装方法 ―― 2.1 Hidden ―― 2.2 HideInInspector ―― 2.3 vert_img 第 3 章 イメージエフェクトスクリプトの通例的な実装方法 ―― 3.1 あらゆるエフェクトに共通するスクリプト ―― 3.2 スクリプトのInspector ―― 3.3 RequireComponent ―― 3.4 ExecuteAlways, EcecuteInEditMode ―― 3.5 ImageEffectAllowedInSceneView ―― 3.6 ShaderFind の注意点 第 4 章 練習のためのイメージエフェクト 5 選 ―― 4.1 FadeOut ―― 4.2 GrayScale ―― 4.3 UVColor ―― 4.4 Flip ―― 4.5 Checker 第 5 章 隣接する画素を参照して描画結果をぼかす ―― 5.1 隣接する画素の UV 座標 ―― 5.2 _TexelSize ―― 5.3 平滑化の仕組み ―― 5.4 平滑化の実装 ―― 5.5 平滑化の強度を上げる ―― 5.6 処理負荷と実用性 第 6 章 複数 Pass を用いたグロー効果 ―― 6.1 Graphics.Blit ―― 6.2 グロー効果を実現する手順 ―― 6.3 HDR ―― 6.4 ImageEffectOpaque 第 7 章 深度と法線バッファを参照する ―― 7.1 DepthTextureMode ―― 7.2 深度を参照する ―― 7.3 深度と法線を参照する ―― 7.4 Deffered Rendering 第 8 章 モーションベクターの参照とモーションブラー ―― 8.1 モーションベクターを参照する ―― 8.2 簡易的なモーションブラー ―― 8.3 カメラのモーションブラー おわりに
想定する読者と方針
この資料は Unity の基本的な操作方法については知識があり、シェーダプログラミングを経験したことがない方を読者に想定しています。あるいは、シェーダプログラミングの学習を進める上での補助的な資料として役立てることを想定しています。 また、この資料は「UNITY SHADER PROGRAMMING - Vol.03」の続刊です。したがって、これより以前の資料で解説した内容を前提にして作られています。もし必要があれば以前の資料を参照するか、別の資料で補うようにしてください。 この資料のよい点として (1) ステップバイステップ形式で内容が整理されていること、(2) それぞれのステップでもっとも小さいサンプルが用意されていることが挙げられます。 ほとんどすべての技術的な解説は Unity 公式の資料やその他の資料から確認できますが、多くの場合に、それらは学習の順序などを考慮していません。教材形式の資料を用いて学習する一番のメリットは、さまざまな資料を集め、それらを取捨選択しながら順序立てる負担を軽減できることにあるでしょう。 一方で、この資料では高度な技術や応用の類は解説されていません。とくに、シェーダプログラミング以外の CG に関する詳細な解説や数学的な内容は、その多くを割愛しています。これらは「シェーダプログラミングの入門」にあたっては不要であり、より詳細な情報については、それを専門にあつかう資料を参照した方がよいためです。 したがって、数学的な内容から学習したい方、高度な技術や表現技法について学習したい方には、この資料は不向きであるといえます。
感想・要望・その他のお問い合わせ
要望、感想、誤字脱字などのご指摘、その他のお問い合わせについては専用フォームでお伺いします。折り返しのご連絡等については必ずのお約束をしかねる体制であることご了承ください。 【問い合わせフォーム】 https://goo.gl/forms/mOiWo6JuPz848deh1
価格について
価格は (1) 学習のために順序立てて整理する (2) 最小限のサンプルを考えて用意する (3) 執筆して管理する、などの要因から決定しています。 価格は、特に新しい情報が追加されるときに改定されることがあります。あるいは、広く広報するなどの目的のために、一時的に改定することがあります。 新しいバージョンがリリースされるとき、既に同じものを購入されている方については、基本的には追加料金なしに入手できるようにしています。ただし電子的な管理が可能なもの、著しく内容が変更されないものに限ります。 上記について、予めご了承ください。
更新履歴
ver.1.0.0 (2020.05.07) ―― 初回リリース。